英語

よくある英会話のパターン2選

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英会話に限らず、日本語での会話でもパターンはありますね。

社会人だと、「おつかれー。最近仕事どう、忙しい?子供が産まれる?落ち着いたらまた飲みに行こうよ。」とかですね。

毎日ドラマチックな日々ではありませんので、表現もパターン化してきます。

今回は英会話でよくあるパターン2つ紹介します。

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How are you?

まずは基本の挨拶です。これは、〝How are you?″ ですね。

初歩的ですね。午前、午後、一日中使われます。

直訳すると、「調子はどうですか?」です。

しかし実際には、相手は自分の調子など気にしてはいないことが多いです。

それでも言うのは、挨拶だからです。

「お疲れ様。」が、疲れた人を労って言っているのではなく、挨拶として使っているのと同じ感じでしょうか。

返事としては、教科書的な英語では、〝I’m fine, thank you. And you? ″ですね。少なくとも私の中学時代はそう教わりました。

実際には、〝Good. Yourself? ″ と言われることが多いです。進行形を用いて、〝How are you doing? ″とも言われます。

これに限らず、似たような、でも少し違う表現が使われることがありますので、想定どおりの挨拶や返事がこなくても焦る必要はありません。聞き直せばいいだけです。

これはどうでしょう?〝How have you been?″

調子を尋ねているという意味では、〝How are you?″と同じです。

ただ、時制が違いますね。〝How are you?″は、現在形なので、今の調子を尋ねています。

これに対して、〝How have you been?″この場合は、 現在完了形で、「過去のある時点から現在に至るまでの」調子を尋ねています。

「過去のある時点」とは、例えば、最後に会った時であることが多いです。

つまり、訳としては、「あれ(最後に会った時)から調子どう?」となります。

お気づきかもしれませんね。この表現は初対面の人には使いません。

現在形と同じで、進行形でも使われます。そのときは、〝How have you been doing?″です。

I miss you

この表現は日本語の発想にはあまりありません。

訳すと、「あなたがいなくて寂しい。」」となります。

状況によっては、「愛している。」と同等の意味をもつ表現としても使われます。

注意したいのは、この表現を用いるときに相手は目の前にはいません。

「あなたがいなくて」という状況で使われるからです。

考えられるのは、電話越しに言っている、メールや手紙の中で記しているという状況です。

家族、恋人、仲のいい友達など、なかなかの親近感がある人に対して使います。

未来形にしましょう。

〝I will miss you. ″これだとどうでしょう。

相手は目の前にいても使われる表現です。

今は近くにいるけど、未来にどこかに行ってしまう相手に使います。

直訳すると「あなたがいなくなると寂しくなります。」となります。

今から一時的であっても、お別れする相手に使います。

過去形にすると、〝I missed you.″ この状況はどうでしょう?

過去のある時期は一緒にいなかったけど、今は一緒にいる相手に使います。

訳は、「あなたがいなくて寂しかった。」です。

〝a lot″「とても」も付けましょうか。リズムも良くなりますね。〝I missed you a lot.″

現在完了形もやってみましょう。

〝I have missed you.″これは、〝How have you been?″と同じで、過去のある時点から「ずっと寂しい」という意味になります。

これにも〝a lot″を付けましょうか。〝I have missed you a lot.″

久しぶりの再会

これら二つの表現を使って、親しい間柄の二人が久しぶりに再会するシーンをつくれますね。

A:〝How have you been!?″「元気にしてた!?」

B:〝Good... I just missed you a lot. Yourself? ″「元気だったよ。。。ただ、キミがいなくてとてもさびしかったな。」

C:〝I missed you a lot, too. I have been always thinking of you. ″「私もあなたがいなくてとても寂しかったわ。ずっとあなたのことを考えていたのよ。」

最後にオマケで、"think of you" 「あなたのことを想う」の構文を現在完了形で使ってみました。

まとめ

英会話にもパターン化された表現があります。

そして、同じパターンの表現一つをとっても時制を変えるだけで意味合いが異なりますし、副詞を加えればもっとニュアンスを出せます。

パターンを使いこなすと同時に、状況に合わせて違いが出せるように日頃から自主的に意識して勉強しましょう。

 

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