洋画や海外ドラマは、楽しみながら英語を学ぶのに便利なツールです。
私自身、高校まで英語が得意であったにも関わらず、実際に英語を使う場面で最初は全く話せませんでした。
そんな時に私は海外ドラマを繰り返しみることで、徐々に英会話の感覚をつかんでいきました。洋画や海外ドラマを通じて英会話を学ぶ方法について紹介してみます。
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好きな洋画や海外ドラマを見つける
英語を学ぶためには、繰り返して観る必要があります。
このため、英会話を学ぶにあたって最適な洋画や海外ドラマは、何回でも観たい、何回でも観れる洋画若しくは海外ドラマであることがポイントです。
素晴らしい洋画であったり、感動した海外ドラマであっても、内容が重すぎて観るのが疲れたり、観るのは一度だけでいい、と思うようなものはオススメできません。
ジャンルは問いません。
コメディー、恋愛、サスペンス、医療、いろいろありますね。私のの場合は、アメリカのドラマ「フレンズ」を観て英語を学びました。
このドラマは、コメディーで、何回観てもおもしろいと思えました。
更にこのドラマには、セリフには日常で使われる英語が頻繁に使われているだけでなく、ジョークも多いので西洋的な笑いの感覚も学べました。
ただ、海外ドラマの場合は、シリーズが長すぎる場合もあります。
その時は、まず自分が気に入ったエピソードだけを観ることをオススメします。
ストーリーを理解する
いきなり日本語字幕なしで英語音声で観ても難しかったり、英文字幕を付けても分かりにくい場合は、まずは日本語字幕で何回か観ましょう。
そして、ストーリーを理解します。
日本語でいいので場面を観ただけで、どんなセリフが使われているかだいたい覚えてしまうくらい繰り返して観ましょう。
英語字幕で観る
ストーリーを理解したら、次は英語字幕で観てみます。
専門的な用語が使われていない限りは、そんなに複雑な言葉は使われていません。
例えば、日本のドラマを観るとき、セリフが難しすぎて辞書で調べるということはまずないですね。
アメリカのドラマであればアメリカの平均的な知的レベルの人が理解できるくらいの表現が用いられています。
文法的にも高校レベルで理解できる難易度のセリフが多いです。
分かりづければ日本語字幕と照らし合わせればいいでしょう。
必ずしも音声の英語と字幕の英語が同一とは限りませんが、意味は同じです。
英語のセリフを覚える
英語のセリフを理解したら、セリフを暗記してしまいましょう。
ここで大事なのは、英語の音声をよく聞いて、マネをしながら口に出して練習することです。
字幕を見て視覚的に、音声を聞いて聴覚的に訓練するだけでなく、自分で話してみることで体で覚えることができます。
最初からうまく話せるとは限りませんので、少しずつ繰り返して練習しましょう。
洋画や海外ドラマを通じて英文を学ぶと、ストーリーを連想しながら覚えることができるので、記憶に残りやすいという利点があります。
セリフを使える状況を想像する
洋画や海外ドラマのセリフを暗記してしまえば、その表現をそのまま実際の英会話に使えます。
例えば、「多分ね。」という表現にも、Maybeや、Probablyだけでなく、I believe so. やI guess so.ということがあります。
これらは、本当に単純な表現です。
ただ、発想の問題だったり、ニュアンスの違いだったりします。
このようなことを英語字幕で洋画や海外ドラマを見ることで、実際に使える状況を学ぶことができます。
意識しながら観る
英語字幕で洋画や海外ドラマを流し続けたところで、何も学ばなければ何も身に付きません。
かといって、一度にすべてのセリフを理解し、覚えるのも大変です。
毎日、繰り返して練習しながら、一日に一つは新しい文章に取り組んだり、過去に覚えたエピソードを見直すことで復習してみる、などの工夫が必要です。
文法の理解が応用能力を向上させる
セリフとセリフが使われる状況を暗記するだけで、その表現を実際に使うことは可能になります。
それに加え、文法の理解があれば、例えば動詞を変えてみたり、時制を変えてみたりすることで更に広くその表現を応用して使えるようになります。
セリフを覚えるときは文法的な要素にも意識すれば更なる飛躍につながるでしょう。