平日の昼下がりの、ファミレス。
奥様たちが、何やらおしゃべり中。
「これで、会費は全員分よ」と、Aさんがテーブルに置いた封筒。
「お手数、かけたわね」と、Bさん。
「じゃあ、買い出しは、私がやっておくから」と、Cさん。
何が始まるのでしょうね。
どうやら、ホームパーティーを開く様子。
ごちそうは、巻き寿司のようです。
巻き寿司って、人気ありますよね。
寿司と言えば? 「やっぱ、握りでしょ」って人も多いかもしれませんね。
確かに、握り寿司も美味しいです。
けれども、巻き寿司はコスパ的にグッとお得。
食欲旺盛な? 奥様たちが集まるパーティーのごちそうとしては、うってつけ。
でも、自宅がホームパーティー会場に選ばれたDさん、家に帰ると、何だか思案顔。
「巻き寿司って、ご飯の量、どのくらい用意すればいいのかしら」
確かに、巻き寿司のご飯なんて、深く考えたことない人、多いとかと思います。
どのくらいが、「適量」なのでしょうか。
巻き寿司にも、いろいろな種類がありますけど。
まずは、太巻き寿司から見てみましょう。
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太巻き寿司のご飯の量は?
Dさんの家へ集まるのは、4人。
太巻き寿司は、4-5人分で、だいたい、ご飯2合がちょうどいいです。
お米1合は、約150gですから、ほぼ300gくらいのご飯の量でちょうどいいって感じ。
家庭にある炊飯器って、たいていは5.5合炊き。
まれに、大きなもので10合、つまり1升炊きといった大きな炊飯器も売られています。
2合って、それほどの量じゃあないですよね。
具材にはきゅうり、かんぴょう、干しシイタケなどの他にも、にんじんや、卵焼きを用意してもイイ感じですよね。
2合のご飯を酢飯にして、「まきす」の上に焼き海苔をのせます。
そして、酢飯と具材をのせます。
この時に、酢飯は、焼き海苔より上下左右、それぞれ約1cm位、少なめに盛るのがコツ。
なぜでしょう?
焼き海苔と同じ量に目一杯、酢飯を盛ってしまうと、まきすを巻く時に、酢飯がボロボロとこぼれてしまい、きれいに巻くことができないからです。
変わり種の太巻き寿司は?
ここのところ、太巻き寿司でも、いろいろと変わり種の巻き寿司が人気。
その中でも、牛のしぐれ煮を具材に使った巻き寿司って、けっこうなポピュラー。
作り方は、普通の巻き寿司と同じです。
使うご飯の量も、通常の太巻き寿司と同じ。
ただ、まきすの上に具材をのせる時に、牛のしぐれ煮は最後にのせるようにしましょう。
なぜなら、酢飯に肉汁がシミだしてしまって、せっかくの酢飯が美味しくなくなったり、巻くときに崩れてしまって、上手く巻けないなんてことになってしまいます。
納豆巻きは?
納豆巻きも人気が、ありますよね。
「納豆? ちょい、苦手」って言う人も、納豆巻きならOKってこと、多いみたいです。
そんな納豆巻きは細巻ですから、適量なご飯の量は、2本で1合。
納豆は、普通は、ひきわり納豆を使います。
ひきわり納豆がなかった場合、包丁で刻んでひきわり納豆にしたほうがいいですけど、ねばねばの納豆包丁で刻むなんて「めんどクサイ! 」って、思っちゃうのって、私だけでしょうか。
小粒納豆であれば、別に、普通の納豆でも、ぜんぜんOKです。
最近は、極小粒納豆もスーパーの売場に並ぶことが多いですから、極小粒納豆であれば、なおさら、そのままでも使えちゃいます。
巻き寿司の定番手巻き寿司は?
巻き寿司の定番、手巻き寿司の場合は、各自、酢飯をとって巻き寿司をつくりますから、めいめいのお好みの量×人数分のご飯が必要になります。
でも、だいたいの目安としては、太巻き寿司とほぼ同じくらいって思えば間違いないでしょう。
今回のように、奥様4人で開くホームパーティーですと、2合。ちょい、多めに用意するとしても、せいぜい3合も用意しおけば十分。
子供の成績、部活。いろいろと、ホームパーティーの話のネタは尽きないと思います。
ついつい、食べる量が増えてしまって。
そんなことも、あるでしょう。
でも3合用意しておけば、「あら、もう、ご飯、オシマイ? 」なんてことにはならないはずです。
手巻き寿司の具には、太巻きに使うきゅうり、干しシイタケ、卵焼きの他に、やっぱ、海鮮ものですよね。
握りよりずっとお手軽に海鮮ものを楽しめるお寿司が、手巻き寿司のいいところです。
まとめ
とにかく楽しい、ホームパーティー。
そんな場を盛り上げる巻き寿司のご飯の量って、2人で1合用意しておけば、十分なようですね。
食欲旺盛な奥様たちが開くパーティーとはいっても、そこは、皆様「レディー」ですから。