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続編決定!!ホラー映画『IT/それが見えたら終わり。』感想とは?

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ネタバレ含みますのでご注意下さい。
公開前から話題にっていた本作。

予告動画の内容に、引き込まれ早速鑑賞してきました。
ネタバレ含みますが、みどころを紹介します。

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『IT/それが見えたら終わり。』あらすじ

アメリカのとある小さな町、デリーが舞台。

主人公ビルの弟ジョージは、ある大雨の日、ビルが作った紙の船で遊んでいたところ行方不明となる。

ビルは弟を死なせてしまったことに対しての自責の念を抱き、今でも悩んでいる。
そんなビルの前に『ペニーワイズ』が、突然、姿を現す。

『ペニーワイズ』を目撃して以来、恐怖におののく。

『ペニーワイズ』を見たのは、ビルだけではなく、彼の仲間も目撃をしていた。

自宅の地下室、図書館、バスルームなど何かに恐怖を感じるたびにビルたちの前に現れる。

お互いに共通の秘密を共有する形となる。

ビルたちは『ペニーワイズ』に立ち向かうことになるが、危険を感じ退散。

ベバリーが『ペニーワイズ』に捕らわれ、ビルに呼びかけで仲間が集まる。

恐怖に打ち勝ち、最後『ペニーワイズ』を倒すことができた。

7人のルーザーズは、『ペニーワイズ』が復活したら再度集まって倒すことを誓う。

予告動画になります。

『IT/それが見えたら終わり。』感想・みどころ①:ノスタルジー

設定は、私が少年時代を過ごした80年代。
そこには、中年になった私のかつての姿。

自転車にまたがって、夢中でペダルをこいでいる姿は当時を思い出します。

日本を含め、ここ数年の80年代懐古ブーム。

海外ドラマでも今、Netflixで大人気の『ストレンジャー・シングス/未知の世界』も設定が同じく80年代。

映画に出てきた小ネタも面白い。

ベンが大ファンである『ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック』。

日本でいえば大ブームを巻き起こした『光GENJI』。
時代を感じさせますね。

後、もうひとつが、リッチーがアーケードで遊んでいたゲーム。

なんと初代『ストリートファイター』。

我々の世代は、ゲーセンやスーファミでやりこみましたよね。

さりげない細かな演出がツボを押さえていて心地よい。

アンディ・ムスキエティ監督は73年生まれと同世代というのも共感がもてるところ。

ノスタルジーを彷彿させる作品は幅広い層に共感がもて、それがアメリカで記録的なヒットにつながったと思います。

『IT/それが見えたら終わり。』感想・みどころ②:ジュブナイル作品

『グーニーズ』のホラー版的な要素を持った作品。

7人の少年・少女の友情物語。

イケていないグループに属する主人公のビル。

彼らを周りでは、負け犬=ルーザーズと呼ばれる。

この作品の一番好きなところは、ビルたちが手を差し伸べることによって、ベン、ベバリー、マイクが心を開いて仲間になるところです。

その中でも特に印象深いのが、人種差別によって、マイクが不良たちに絡まれているシーン。

普通ならば関わりたくないので、見ないフリして逃げるところ。

しかし、仲間がいることで強くなれる。
ビルたちはマイクを助けるために応戦。

石を投げ合って、不良グループが退散するところは爽快でしたね。

登場人物で、自分と重ね合わせて見たのが『エディ』。

私も子供の時、喘息であったことから親が極度に過敏になり、干渉されるのがたまらなく嫌でした。

だから、エディの行動はよくわかるんですよね。

母親の影響で殺菌を病的に恐れていて、行動するにも神経質になってしまう。

子供に悪影響を及ぼす存在を排除。
ビル達もそう。

親の許容範囲で判断し、友達をなくすのは、子供にとっては死活問題。

ギブスをはめて、寄せ書きをされていないことを薬局の店員に指摘され、バツが悪そうな表情が印象的。

最後、ビルの要請でベバリーを助けるために仲間と一緒にペニーワイズと立ち向かうことで、「自分は弱くはないんだ」と気づき、エディの成長が伺えます。

エディの他にも皆、コンプレックスやトラウマを抱えている。

ビルは、弟ジョージの死を受け入れることが出来ない現実。

マイクは、火事による両親の死。

ベバリーは、親の虐待。

ジュブナイルものは、子供同士が葛藤しながら、大人になっていく過程をテーマにしたものが多いですが、今作は、自然に伝えているので、違和感がないところが素晴らしい。

『IT/それが見えたら終わり。』感想・みどころ③:キャスティングのうまさ

7人の子役たちのリアルさに脱帽。
一人一人が80年代の雰囲気を見事にだしてますね。

なかでも紅一点のベバリー役のソフィア・リリス。

学校で誹謗中傷を浴びながら鬱屈として影のある美少女はまさに適役。

 

他にもジュブナイルものに欠かせない、太めキャラのベンやメガネをかけたお調子者のリッチーとキャラが濃いです。

 

このリッチー役のフィン・ウォルフハードは『ストレンジャー・シングス/未知の世界』にも主演。

『IT/それが見えたら終わり。』感想・みどころ④:ペニーワイズ

ペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドの怪演が素晴らしい。

目力が半端ないので、冒頭の排水溝から顔を見せただけでも怖さを表現しているのはさすが。

ペニーワイズは実在のモデルがいます。

72年から78年の間に33人の子供を殺害。
ピエロに扮し、子供たちを喜ばすことが趣味。

これをリアルに再現すると陰惨で見るにたえないので、変幻自在な未知の生物として描いたことは正解。

『IT/それが見えたら終わり。』感想・みどころ⑤:旧作との違い

今回、映画を見る前に、90年にテレビ放映された旧作を見ました。

ラストの部分に関しては、賛否両論あります。

私の率直な感想は、微妙なところですね。

テレビということで、予算的に厳しい中、作られたので仕方がないかなと。

今回は、映画とあって、ジョージがペニーワイズに腕を引きちぎられて、排水溝に引きずられるところは、目を覆いたくなるシーンではありますが、CGも多用しクオルティーが非常に高い。

音響効果も素晴らしく、より一層恐怖を掻き立てるには最高。

後は、なんといってもペニーワイズの違い。

ビル・スカルスガルドの幼児性をだしたペニーワイズも好きですが、ティム・カリーのペニーワイズは、存在自体が不気味で、ピエロにトラウマになるのも分かる気がします。

まとめ

普段ホラー系の作品は苦手で、ほとんど見ないのですが、キング作品は別格。

ストーリー性があり、人間描写が丁寧に描かれているからです。

私のようにホラーが苦手な人は嫌煙しがち。

確かに、R15指定の作品なので、過激な描写があります。

しかし、表面的に見るとホラー映画に分類されますが、テーマが友情と普遍的なものなのでさわやかな感動を与えます。

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