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ミランダはパワハラ?『プラダを着た悪魔』のネタバレ感想

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ネタバレ含みますのでご注意くだい。

鑑賞するまでは、女性向けのコメディー映画と思ってました。

確かに女性主観で描かれていますが、男性が見ても充分楽しめます。

テンポが良く、肩がこらない。

細かいことを考えずに、単純に観終わった後、面白かったと思える作品。

何度見ても飽きないところが大きいですね。

そんな『プラダを着た悪魔』あらすじと感想をご紹介します。

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『プラダを着た悪魔』あらすじ

予告動画はこちらです。 ↓ ↓ ↓ ↓

アンディ(アンハサウェイ)は、大学を卒業後、ジャーナリストを夢見て、ニューヨークで暮らしている。

念願であった出版社に就職が決まり、ファッション誌『ランウェイ』に配属される。

アンディはファッション業界において、絶大な影響を及ぼす編集長ミランダ・プリースリー(メリル・ストリープ)のアシスタントとして働くこととなります。

多くの女性が憧れるとされる仕事といわれているが、ファッションに疎いアンディとしては何とも異様な世界でした。

仕事は、小間使いのようにミランダに振り回される毎日。

同じ様にミランダの下でアシスタントとして働くエミリー(エミリー・ブラント)と出会うが、『ランウェイ』に憧れて入社し、ミランダを崇拝する彼女とは、相性が合わずアンディに冷たく当たります。

四六時中ミランダからの電話は容赦なくかかってきます。心が休まらならない状態が続きます。

それでも、ジャーナリストを目指すための試練と捉えてひた向きに励むアンディ。

いくら努力しても、決して評価してもらえないもどかしさに、ミランダの腹心であるナイジェル(スタンリー・トゥッチ)に涙ながらに愚痴をこぼしてしまう。

そこでナイジェルから「嫌なら、辞めたほうがいい。代わりの女性ならすぐに見つかる」と言われます。

アンディはナイジェルが意図していることを理解しました。そのうえで、ナイジェルのアドバイスを受けて、以前とは見違えてオシャレになるのです。

その効果もあってか、アンディはベストの仕事ぶりをみせ始めます。

アンディはやっとミランダから認められ、『ランウェイ』のムック本をミランダの自宅に届けることになります。

そこで、こともあろうにもミランダ夫妻の言い争いに鉢合わせてしまったアンディ。ミランダを激怒させてしまったアンディに対して、無理な仕事を任されます。

それは、発売される前の『ハリー・ポッター』の原稿をコピーして入手すること。

これにしくじると今日まで費やしてきた努力がすべて無駄になってしまう。時間が経つのも忘れて本を探すアンディでしたが、そう簡単には手に入れられるワケがありません。

半分あきらめて恋人のネイト(エイドリアン・グレニアー)にも仕事を辞めることを電話で話したちょうどその時、ある晩のパーティで知り合いになったエッセイストのクリスチャン・トンプソン(サイモン・ベイカー)を思い出します。

早速彼にコンタクトを取り、何事もなくコピーを手に入れることができたわけです。

後に、エミリーがミランダの同行するはずだったパーティに、アンディも急遽出席することになり、そこでパーティ出席者の顔と名前を完全に頭に入れていたアンディの仕事ぶりにミランダもすっかり信頼を置くこととなる。

ところが、パーティに出席したことによって、ネイトの誕生日会に間に合わせることができず、二人の関係は次第に距離が離れはじめます。

反面、仕事の面においては、ミランダからエミリーに代わって、パリコレに同行するように言われます。

しかし、パリコレはエミリーがとりわけ待ち望んでいたこと。

その状況を知ったネイトは、今まで好きだったアンディはすでにいないと感じ、ネイトとの関係は決裂状態になってしまいます。

パリにおいても、アンディはミランダのサポートを完璧にこなします。

ホテルでアンディの部屋に訪れたナイジェルから、告白されたのは、ミランダが手塩にかけて成長させたデザイナーの新事業におけるパートナーになることでした。

アンディは「ランウェイ」からナイジェルがいなくなる事に寂しく思うが、それよりもナイジェルの新たな門出に心から祝福をした。

パリでクリスチャンと再会を果たし、二人は一夜を共にする。

翌日の朝「ランウェイ」からミランダを編集長から失脚させ、新しい編集長を迎えることをクリスチャンから聞かされたアンディ。

編集長交代の発表をその日のパーティの席において行うことを知り、急いでミランダを探すが、連絡ををしても捕まらない状況。

そんな中、パーティは始まってしまう。

ミランダは、今回の一連に及ぶ情報は事前に掴んでいて、会長を取り込んで根回しをしていた。

ナイジェルがデザイナーと一緒にやるはずだったパートナーの役割を、なんと新しく迎える予定であった編集長を推薦し、ミランダは編集長の座を死守したのでした。

新しい仕事に希望を抱いていたナイジェルの将来を踏みにじったミランダの行為に、アンディは腹立たしく思います。

ミランダがナイジェルに行った振る舞いがどうしても納得できないアンディは、ミランダの下から離れることを決めます。

ニューヨークに戻り、再びジャーナリストへの夢を追い求め、新聞社のミラー社へ面接に向かいます。

履歴書から「ランウェイ」でミランダの下で働いていたことから、ミランダに電話をかけたミラー社。

そこで、「彼女を雇わないことは、バカのすること」と回答したことをアンディは知ります。

アンディが気分よく歩いていると、車に乗り込むミランダと一瞬目が合うけど、あいさつもしないで、車は去っていきます。

しかし、ミランダはアンディの様子が見れて微笑んだのでした。

ミランダの無茶ぶりはパワハラ?

ミランダの行動は、映画とはいえ、「カミナリが鳴っているのに、飛行機の手配して」とか、「発売前のハリーポッターの原稿を双子の娘に渡して」とか明らかに管理職が部下に要求すべきでないことをたくさんやっている。

ミランダのアンディに対する無茶ぶりを見て、かつて勤務していた会社の社長とそっくりだった。

例えば、自分の要件を一方的に話し、質問することは許さない。

指示することもその時の都合によって、コロコロ変わる。役員クラスは、24時間、365日いつでも社長からの連絡に対応する。

社長が来社したら、席に着くと同時におしぼりとお茶を出す。社長の子供のプレゼントを仕事中に買いに行くなど実際にやっていたことから、見ていて他人事ではなかった。

なので、仕事がプライベートにまで、影響を及ぼすことはホントに嫌ですね。

また、ミランダのような社長や上司に仕えることが果たしてできるかというと、正直勘弁してもらいたい。

やはり、気難しく自分を過大評価している人のもとで働くのは、身体にも精神的にもよくないですし、病気になります。

仕事観は大事

アンディの同僚がいう言葉で「私生活がだめになるのは、昇格の予感、仕事が段々できるようになっていっているということ」。

とても深いです。
この言葉は核心をついていますね。

私は働くということは、人生において幸せになるという環境に身をおける仕事に就くことだと思う。

後、この映画は現代の消費社会の構図を表しており、視点がするどい。

顧客のニーズに応える為に、サービス残業も仕事だと会社によって刷り込まれている。

私を含めほとんどの人は「それは違う」と反発していると思う。

昨今のサービス過剰社会において、私たちのまともという仕事における考えは既に通用していない。

ミランダとアンディのやり取りにフラストレーションを感じるのだとすれば、現実にこれと似た体験しているから。

もし、観客の反発を引き出すことが監督の意図するものであれば、問題提起をしている作品ともいえます。

まさに作品タイトルに嘘偽りなく、悪魔がいるわけです。

メリル・ストリープの存在が際立ってます

アン・ハサウェイが仕事を通じて洗練されていく様は見ていて楽しいですね。
ファッションショーのように色々な衣装の美しさにうっとりします。

個人的にはダサダサなアン・ハサウェイの方が魅力的で好きですが…
メリル・ストリープの演技も本当に嫌な上司をうまく演じていてたまりません。

正統派の女優というイメージがあり、このような性悪女の役は、楽しんで演じているように見えます。

強いて言えば、笑顔が素敵なので、1度もないのが残念。

まとめ

ラストの感想は人それぞれの思いがあると思います。

私の感想は、アンディが彼と元に戻ったのは彼女にとって本当によかったと思えた。

アンディは、プライベートを犠牲にしてまで仕事を優先するのは自分に向いていないと気づき、価値観を大切にした気持ちはよくわかる。

仕事の面白さを感じていても、人を蹴落としてまで出世はしたくなかった。

ミランダのドライな仕事観には就いていくことは出来ないけれど、仕事に関する一貫した姿勢には敬意をもっているのだと感じた。

それぞれ道は違えど自分の価値観をもって、自分らしく生きていく」ことが作品のテーマではないかと思いまいます。

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