留学する際に必要になることもあるTOEFLのスコア。
TOEICとは違い、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングまでの4技能の能力を測ることができる試験ですが、これから受験をする、または受験を考えているけれど、「何から始めていいかわからない」「どんな勉強法がいいのか知りたい」
そういった人たちのために、ここでは効果的な勉強法、そして問題を解く時のコツをお伝えします!問題を解くコツを知っているのと知らないのでは、勉強の効率も、そしてTOEFLのスコアもかなりの差がでてきます。
TOEFLのテストの特徴をつかんで、効率的な勉強をしましょう!
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TOEFLがなぜ難しいか?
まずは、TOEFLが難しいとされる理由から見ていきましょう。
多くの人が難しい、挫折しやすいと感じるポイントを知り、そこを攻略していくのもスコアアップに繋がる大切なことです。
TOEFLが難しいといわれる大きな理由としては、
理由1.日本人が苦手とするスピーキング、ライティングがある
理由2.出てくる単語がアカデミック(学術的)なもので、普段から目や耳にしないものである
理由3.試験時間が3時間半~4時間半と長く、集中力がもたない
この3つがあります。
理由1の攻略法
まず、理由1.のスピーキング、ライティング攻略法としては、
1)テンプレートを丸暗記しておく。
日本語であっても、自分の意見や考えを1から考えるというものは難しいものです。
そこで、いくつかテンプレートを丸暗記しておいて、そこの単語や表現を問題に合わせて変えられるようにしておく。というのがひとつのテクニックです。
もちろん、全てが覚えたテンプレートで解答できるものではないと思いますが、これをするのとしないのでは大きな差です。
試験では"自分の考え"を述べることがポイントではなく、"英語をいかにつかえるか"がポイントになりますので、大事なのは、使えるフレーズ、テンプレートを応用して上手く答えるということです。
もちろん、自分自身のボキャブラリーや表現の幅を広げることが実際の英語力をつけることにはなりますが、効率よく勉強してスコアをあげるにはこの勉強法がおススメです。
2)ライティングで、自分の意見をサポートする材料を決めておく。
ライティングの問題で、本文に賛成か、反対か、それはどうしてかという問題がでてくるのですが、そこでその賛成か反対かの意見をサポートするのに、ほとんどの場合に使える材料が、
健康、お金、時間と効率 について
この3点はたいていのトピックに関連付けることができます。
例えば「幼い子供にスマートフォンを使った教育をさせるのは賛成か、反対か」という問題に対して、賛成の場合、興味を持ちやすく、いろいろなコンテンツ、学び方があるため効率的に学べ、塾などに通う費用、時間も節約できる、、、(この後具体的な例を嘘をつくってもいいので書く)
反対の場合は、幼いうちからスマートフォンを長く利用するのは、視力の低下や、健康に害をあたえるので、、、といったように書くことができますね。
常にこの3点にフォーカスして練習しておくことによって、本番でも使える表現や語句を身につけることができます。
理由2の攻略法
次に、理由2.の学術的な単語については、TOEFL専門の単語参考書を利用する必要があります。単語帳、参考書はいろいろ買わず、気に入ったものを1冊繰り返し、繰り返し使うことを強くおススメします。
全てのセクションの問題を解く上で基本となるのが単語力、ボキャブラリーですのでここも力を入れて勉強したい部分です。
しかし単語の勉強は暗記ばかりで飽きやすいし、やりたくなくなることもありますよね。
そこで休憩がてら聞くのにおススメのPodcastがあります。
かなり人気のPodcastなのでもうすでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、バイリンガルニュースというPodcastです。
ホストの2人が、英語と日本語で世界の様々なニュースを紹介し、それについてバイリンガル会話形式でコメントしていくという内容なんですが、科学的なものから、大学での研究論文についてなど、本当にいろいろな興味深い、しかも学術的なテーマについても扱っています。
ちょっとブレイクしたい時などに気軽に聞けて、しかもリスニング練習+語彙力アップにもつながりますのでぜひ聞いてみて下さい。
有料にはなりますが、バイリンガルニュースのアプリ内でスクリプトを購読することもできます。
月額240円で読み放題という破格で、私も利用していますが、単語テスト機能や学習ツールも利用できて、かなりおススメです。
理由3の攻略法
こちらはもう、慣れるしかないと思います。実際の試験さながら問題を何度も説く必要がありますが、最初からバンバン解くのはおススメしません。
これから勉強を始める、という方は、まず最初のステップとして1回だけ実際の試験問題(過去問など)を解いてみるといいでしょう。
どんな形式なのか、どんな問題なのかを把握する必要があるからです。
その後は自分の苦手分野に取り組んだり、語彙力アップに時間を費やし、試験の1~2ヶ月前くらいからひたすら本番と同じように問題を解く時間を週2回くらい取れるとベストだと思います。
このように長い時間の試験を、集中力切らすことなく実力を発揮するということも一つの大切なポイントです。万全の準備、訓練で試験に取り組みましょう。
まとめ
1.苦手なスピーキング、ライティングもテンプレート暗記でコツをおさえた勉強をする
2.単語は必ずTOEFL専用のものを1冊繰り返し使う
3.本番の試験の長さで疲れないように、訓練をしておく
TOEFLはコツを抑えて勉強すれば、もっと効率的に勉強でき、問題を解く際のポイントをつかめればもっとスコアを獲得することができる試験です。
ここで紹介した大きな3つの壁の攻略法で、より効果的な勉強をして目標スコアを達成しましょう!