ネタバレ含みますのでご注意ください。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、『ハリー・ポッターと賢者の石』より昔の70年前が舞台。
本編の主人公・ニュート・スキャマンダーは、ハリーたちがホグワーツ魔法学校で使用した教科書に出てくる『幻の動物とその生息地』の著者という設定。
シリーズは5部作のシリーズとなる予定で、今後、ハリー・ポッターシリーズにゆかりのある人物が登場とあって、新たな事実が判明したりと、リンクする部分があるといわれています。
基本的には、まったくの別のストーリーになりますので、ハリー・ポッターを知らなくても問題はないですが、ある程度、ハリー・ポッターの知識と世界観がわかるとより一層楽しめます。
でも、ハリー・ポッターの知識が忘れてしまった人も多いと思うので、疑問点となる部分を考察しましたので、参考にしてみてください。
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オブスキュラスとは何なのか?
クリーデンスは、オブスキュラスという呪文によって、ニューヨークの街を破壊して最後は死んでしまうという形になってしまった。
遅ればせながら9/30はクリーデンス役のエズラ・ミラーさんのお誕生日✨おめでとうございます💕 pic.twitter.com/2TyASQ4j74
— 『ファンタスティック・ビースト』公式 (@fantabi_jp) 2017年10月2日
まず、オブスキュラスとは、魔法使いが自分の子供に魔女狩りから身を守るために、魔力を引き起こさないよう体の中に、封印した魔法です。
しかし、おのずと子供が10歳になる前後にほとんどの場合は魔力が暴走してしまい、周囲を破壊し尽くして死んでしまうというもの。
1920年代のアメリカでは、人間に危害を加えるということで魔女狩りの機運が高まり、オブスキュラスを子供にかける魔法使いがいました。
クリーデンスが暴走した理由とは?
ニューヨークでは、度々オブスキュラスによる痕跡の跡が現れるようになります。
グライブス(実はグリンデルバルドが変装をしている)は、オブスキュラスを暴走させている子供を探す行動に出ます。
そこで、彼が目を付けたのが、魔女狩りの主謀者の家で、生活をするクリーデンスでした。
しかし、彼こそがオブスキュラスをかけられていて、無意識に街を破壊していた人物だったのです。
クリーデンスは、信頼していたグライブスの裏切りによって、怒りが暴走し、街を破壊してしまう。
そこで、クリーデンスの命を助けようと試みるニュートやティナ。クリーデンスをただ利用目的のためだけにためになだめるグライブス。
そして、マグル(人間)に、魔法の存在がわかってしまうことを恐れ、クリーデンスを殺そうとする政府。
ラストの経緯は、この3つの思惑ががぶつかりあうものとなっています。
その結果、クリーデンスは政府によって殺されてしまいます。
自分が思い描いた計画が崩れたことで、頭にきたグライブスは政府に対して攻撃したところ捕まり、ニュートの魔法によって、変装がバレてしまい、グリンデルバルドだということが判明します。
クリーデンスは実は生きていた
オブスキュラスとなって暴走したクリーデンスは、政府の魔法使い達によって攻撃を受けたことによって、粉々にされた。
しかし、粉々になった一部の破片が、フワフワと宙に浮いていました。
そのことから、クリーデンスは瀕死の重傷を負ったけど、実は死んではいなかったと解釈することができます。
ちなみに、第2弾の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』おいては、クリーデンスが物語の重要な鍵となることが語られています。
【ファンタビ2:初写真解説】
”オブスキュラスを生む者”であるクリーデンスは魔法界サーカス団員として行動💥
その彼に寄り添う怯えた表情の女性はマレディクタスといいラテン語で”呪われた”の意😱
動物もどきではない「自身を動物に変身させる”血の呪い”を持つ女性」で彼に似ている⁉︎🤔 pic.twitter.com/xp7mfkb793— ⚯͛ Movie Cafe ⚯͛ (@moviecafejp) 2017年11月18日
予告動画はこちらです。↓ ↓ ↓
グリンデルバルトとは?
オープニングからいきなり、グリンデルバルドについて、新聞記事を紹介しながら取り上げている演出。
映画を見ていも「グリンデルバルドって誰だっけ・・・」とモヤモヤとした人も多いはず。
グリンデルバルドは、『ハリーポッター/死者の秘宝』にわずかではありますが登場をしています。
まず、グリンデルバルドは、かつてダンブルドアと友人であったと紹介されています。
ヴォルデモートが現れる前、一番恐れられていた闇の魔法使いです。
ちなみに登場したシーンは、ヴォルデモートが開心術を使って、グレコロビッチの記憶からニワトコの杖を盗んで窓から逃げようとするところ。
ハリーがバチルダ バグショットの家で若い時の写真を見たところ。
ヴォルデモートがニワトコの杖の在りかを探しに、ヌルメンガードに牢獄されているグリンデルバルトに尋問しているところです。
そこで、ニワトコの杖の在りかがダンブルドアの墓であることを白状します。
そのことからも後のシリーズにおいて、とても重要な人物であることがわかります。
また、グリンデルバルトを演じているのが、ジョーニー・デップであることからもいえますね。
ダメだ 11.23 まで待てない。
グリンデルバルドが夢の中で僕をみつめている そして この数日 グリンデルバルドとダンブルドアと何故か三角関係になりそうだし おまけに ナギニ擬人化とか アバダ くらった気分だし。興奮と妄想が止まらない 😱😱😱#ファンタビ pic.twitter.com/cuftFyR4LI— ハリー杉山 (@harrysugiyama) 2018年9月25日
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まとめ
『ファンタスティックビースト』シリーズの最大の見どころは、ダンブルドアとグリンデルバルドとの対決であることは、ハリー・ポッタを好きな人であれば予想すると思う。
ニワトコの杖が、グリンデルバルドからダンブルドアに移るまでの経緯を描くことはほぼ間違いないですからね。
ハリーと同じくニュートもダンブルドアに目をかけて貰っていたことから、ただの魔法動物学者に留まらず物語が進むにつれ、内に秘めた魔法の力が覚醒されて強くなっていくと感じます。
そのことから、グリンデルバルドがニュートに対する敵意から今後どう展開されるのか楽しみであります。