外生活でホームステイする際、ホストファミリーに何を持っていけばいいか悩みませんか?
私は今まで3度のホームステイ経験があるのですが、初めてホストファミリーを訪ねる際にはとても悩みました。
初めて私のホストファミリーをしてくれたのはアメリカの一般的な4人家族で、私より一つ年下の女の子が日本にとても興味を持っていて、日本人を希望してくれていました。
必ずしも日本に興味がある人ばかりではありませんが、私の経験からホストファミリーへのおみやげで喜ばれたものをご紹介します。
スポンサーリンク
私が実際にプレゼントしたものとは…!
私が選んだ手土産、それは浴衣です。
祖母が和裁をしているので二人の姉妹には事前にサイズを聞き、祖母手縫いの浴衣をプレゼントしました。日本に興味があった姉妹なのでそれにはとっても喜んでくれて、日曜日に三人で教会へ着て行ったことを覚えています。着付けも教えてあげると、そのあとも着てくれていました。
浴衣はどちらかというとハードルが高いですが、最近では浴衣も3000円ほどで購入できますので、もし日本に興味があって喜んでくれそうなお子さんのいる家庭でしたらおすすめします。
そして、野球好きのパパには日本のチームのキャップをプレゼントしました。今だったら日本酒やウイスキーなどお酒を持って行って一緒に楽しむかもしれません。
最後に、ママには和食のレシピ本をチョイス。
肉じゃがや筑前煮が載っている一般的な家庭料理の本で、これは一緒に日本食を作るきっかけにもなるのでとてもおすすめです。また、日本のから揚げはフライドチキンとは違うのでとても人気です。
これも一緒に作れると楽しいですね!
日本食を振舞うこともとてもいい贈り物だと思います。
それぞれの趣味を聞いてそれに合うものをプレゼントしましょう!
日本から持って行って喜ばれたもの
意外と喜ばれたもの、それはなんと麦茶です。
緑茶は広く知られていますが、海外で麦茶を飲む機会は少ないので、めずらしがられます。緑茶にある苦みに比べ、麦茶は香ばしさがいいのかもしれません。
ホストファミリーにもとても気に入ってもらえましたし、友人にプレゼントすると、そのお父さんがとても気に入ったようで、奪われてしまったと言っていました。
また、日本に遊びに来て私の家にしばらくステイしていたアメリカ人も、「This is so good!」と言って、朝食時にトーストと麦茶という変な組み合わせを定番化していました。
あとは、チョコレートを始め、日本のお菓子はとても人気です。特に抹茶味やわさび味のものは日本らしくて喜ばれると思います。
ただし、キットカットやポッキーなどは現地でも買えるので、日本でしか売っていないものの方がいいでしょう。おかきはライスクラッカーといって海外でも食べられていますが、わさび味のおかきなども人気です。
避けた方がいいもの
日本のお土産として選んでしまいがちなのですが、和柄の小物などは個人的には避けた方がいいと思っています。
逆にみなさんが中華調やアフリカ調の小物をもらってどうでしょう?正直、使い道ないですよね・・?
また、扇子やハンカチなども要注意です。
うちわや扇子で『扇ぐ』という行為は海外ではほとんど見かけません。
そして私のいたLAやシドニーではハンカチは持ち歩きません。
お手洗いにも必ずジェットタオル(風で乾かしてくれるもの)やペーパータオルが完備されているので、ハンカチやタオルは不要なのです。
日本では持っていて当然ですし、実用的なものとされていますが、海外では壁に飾るモノと思われているケースも多いです。(コレクションにされている方であれば喜ばれると思います!)
日本に興味があって観光に来る外国人は和柄のものを買っていたとしても、ホストファミリーが必ず日本好きとは限りません。みんなで楽しめたり、食べられたり、実用的なものの方が好まれるでしょう。
まとめ
- 趣味を聞いてプレゼントする
- 一緒に楽しめるものを選ぶ
- 和柄の小物は避ける
以上の3点に注意して選んでみてください。
ちなみに・・・
ホストファミリーには、お金をもらって受け入れをしている家庭と、ボランティアで受け入れをしている家庭があります。
個人的な感覚では、1か月未満の短期間であったり、支払いをしてホストファミリーになってもらう場合は、特に手土産は必要ないと思っています。
日本人はなにかとお菓子やお土産などの贈り物をしますが、そういった感覚は外国にはあまりありません。
贈り物をして喜んでもらうことよりも、自分を受け入れてよかったと思ってもらえるように振る舞うことの方が大切です。