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『ファンタビ』クリーデンスがダンブルドア家の人間だったという驚くべき証言を考察してみた

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ネタバレ含みますのでご注意ください。

『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』が公開され、早速鑑賞をしてきました。

今作は前作のような明るく、コミカルな王道ファンタジー路線とは打って変わり、全体的に重くシリアスな展開となっています。

そのことから、同じような感覚を期待していると肩透かしを食らいます。

今作は、クリーデンスの出生の秘密がメインとなっており、ダンブルドアの血筋を引く人間という驚愕の展開が待ち受けてます。

そこで、本当にクリーデンスがダンブルドアの血筋を引く人間なのか考察していきます。

この記事を見てわかること

●ダンブルドア家の家系図及び時系列
●クリーデンスがダンブルドアの血筋をひいていることが確認できる

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クリーデンスはリタの弟ではなかった

クリーデンスは当初、行方不明となっているリタの弟コーヴァス・レストレンジ5世ではないかと思われていました。

このレストレンジ家とは、純血の魔法使いとして由緒正しい家系といわれています。

しかし、姉であるリタは、クリーデンスがコーヴァス・レストレンジ5世でないとニュートたちに証言します。

弟のコーヴァス5世は、リタにとって腹違いの姉弟。

リタは家族から溺愛される弟に嫉妬し、ある日、船の航海中水難事故に遭遇し、よその家の赤ちゃんと交換してしまう。

その後、コーヴァスは別の母親とともに事故に巻き込まれ命を落とします。

リタ・レストレンジについては、関係性がややこしいので相関図をつくりました。

ダンブルドア家の家系図と時系列

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の最後で、グリンデルバルドが、クリーデンスの本名を明かします。

それはなんと、アウレリウス・ダンブルドアです。

クリーデンスが、ダンブルドア家の血筋を引いている人間と聞いて、頭がこんがらがってしまった。

そこで、私と同じように頭がこんがらがっている人もいると思うので、ダンブルドア家の家系図と関連する時系列をまとめました。

ダンブルドア家の家系図

 

ダンブルドア家に関わる時系列

備考
1881年 アルバトス・ダンブルドア生まれる。
1882年 グラート・グリーンデルバルド生まれる。
1884年 アバフォース・ダンブルドア生まれる。
1885年 アリアナ・ダンブルドア生まれる。
1891年 アリアナが6歳の時にマグルの少年たちから暴行を受ける。
父親のパーシバルは、マグルの少年たちに復讐し、アズカバンに投獄されてしまう。
1892年 アルバトス、ホグワーツ魔法学校に入学。
1898年 アルバトスとグリンデルバルドが知り合う。
1899年 アルバトス、ホグワーツ魔法学校を卒業。
アリアナの発作(オブスキュラス)によって、母のケンドラ及びアリアナ自身も死去。
グリンデルバルドは、アルバトスのもとから去る。

クリーデンスがダンブルドア家の人間なのか考察

グリーデンスが、ダンブルドアの血筋を引く人間であることが明かされ、家系図と時系列からみて考察していきます。

グリンデルバルドがクリーデンスを仲間に取り込むためのハッタリなのか。

私の主観的になるけど、クリーデンスは、高い確率でダンブルドアの血筋を引いていると思う。

理由として、クリーデンスが他の魔法使いの子どもと違って、何度もオブキュラスを発生させても、生きつづけられる力を持っていることと、ダンブルドア一族の守護神的な存在の不死鳥が、クリーデンスにもあらわれたことからも、ほぼ間違いないでしょう。

アルバトスの弟

まず、思いつくのがクリーデンスが、アルバトスの弟なのかということなんだけど、時系列からみると、1891年に父パーシバルは、アズカバンに投獄されている。

今回の舞台設定が1927年なので、クリーデンスの年齢は、36歳以上でなければならない。

どうみても、グリーデンスは30代後半には見えないので、実の弟と判断するのは難しい。

アルバトスの子供

次に思い浮かぶのが、アルバトスとの間に生まれた子どもという考え。

これはアルバトスがゲイであると、J・Kローリングが公表していることと、クリーデンスの正体を知らずにニュートに調査を依頼したぐらいだから、アルバトスの息子である可能性は低い。

アリアナの子供

そうなると一番確信的なのが、クリーデンスがアリアナの子供であるという考え。

アリアナは6歳のときに、マグルの少年たちに魔法を使用しているところを目撃され、暴行をうけてしまいます。

その経験から、魔法の力を制御し、ストレスが溜まるとその力が暴走して周囲を危険に陥れることとなります。これはまさにクリーデンスと同じくオブスキュラスによるもの。

では、アリアナの相手は誰かというと、それはグリンデルバルドです。

グリンデルバルドは、1898年にアルバスと出会って意気投合し、『死の秘宝』に没頭するようになります。

弟のアバーフォースは、家族の面倒を見ずに夢に心を奪われている彼らに激怒し、口論が次第にエスカレートして、魔法を用いて互いに攻撃し合います。その争いに巻き込まれたアリアナはオブスキュラスを発生させ、母ケンドラを死なせてしまう。

この設定は、『ハリポタ』で語られていました。

これに、アリアナが妊娠していたことを加えると次のことが想定できます。

アリアナがグリンデルバルドの子供を身ごもったことを知ったアバーフォースが激怒して、グリンデルバルドと口論となり、仲裁に入ったアルバトスも加わり、その攻撃がアリアナに命中して息を引き取ります。

グリンデルバルドは、アルバトスのもとから姿を消し、アルバトスとアバーフォースの兄弟は絶縁状態となります。

そんな絶望の中、アリアナのお腹の子供は生きていた。

それが、クリーデンスことアウレリウス・ダンブルドアです。

そうすると、1927年の時点でクリーデンスの年齢が28歳となるため、設定としておかしくないかと疑問が生じます。

これは推測になるけど、アバーフォースが魔法によって、クリーデンスを冷凍にして、一定期間隔離していたのではないか。

理由は、グリンデルバルドの手から守るためだと考えました。

まとめ

クリーデンスがダンブルドアの血筋を引いている人間として、考察をしました。

これまで、アバーフォースが怒った理由が、『死の秘宝』によるものというのが、どうも腑に落ちなかった。

アリアナの子供がクリーデンスであるとすれば、物語がスッキリするんですよね。

まだ、年端のいかない妹を腹ませたと知れば、身内は激怒して修羅場となりますよね。結果、最悪の状況となります。

グリンデルバルドは姿を消し、アルバスとアバーフォースは絶縁状態になった理由もよくわかる。

これはあくまでも、私の個人的な感想なのでどうなるかはわからないけど、この展開が物語としては一番しっくりとくる感じがします。

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