『全ての原因は自分にある』ということを聞いたことはありませんか?
これは引き寄せの法則でいわれる、負の感情が悪い状況を引き寄せた結果と考えることができます。
つまり、同じ波動が共鳴したから生じたといえますよね。
引き寄せの法則が「波動同調の法則」なんて言われるのは、そのことが関係しているからです。
引き寄せの法則を知るまでは、いつも自分を正当化していました。
何をやっても上手くいかない理由を人のせいばかりにしてしまっていた。
だから、自分の成長に繋がらなかったわけなんですけどね。
そこで、私の体験から『全ての原因は自分にある』ことについて紹介していきます。
『全ての原因は自分にある』ことに気が付かなかった
例えば、職場の人間関係で上手くいかないのは、自分が悪いのではなく相手に原因があると思いがちですが、結果としてギクシャクしているのには理由があります。
相手側も私に対して不満があり、ストレスが溜まっていた状況を察してあげられなかったことに原因がありました。
人はそれぞれ価値観が違うのが当たり前。
その価値観の違いに対して、相手が不満を持っていたにも関わらず、私が歩みよることができませんでした。
相手は上司とはいえ、私より年下。
どうしてもプライドが邪魔をして、頭を下げることができなかった。
彼は「努力・根性で頑張り続ければ報われる」という典型的な昭和の価値観を持った人でした。
私は無駄な努力は避けて、効率よく仕事をこなし、とにかく楽をしたい性格。
そのことから、全てにおいて真逆の考えでした。
とにかく人間関係が面倒くさかった
職場のコミュニケーションは、普段の仕事にも表れてきます。
根本的に価値観が合わないことから、関わりを避けていました。
意思疎通がはかれていないので、細かなミスが増え八方塞がりの状況でした。
自分の意見を言ったところで改善されないし、衝突してぶつかり合うのもめんどくさいからしたくなかった。
その為、彼から避けるようにして会社を辞めました。
私は、職場における仕事帰りの飲み会といった煩わしい人間関係がとにかく苦手でした。
それは単に自ら関係を断ち切って、逃げていただけに過ぎなかった。
でも、最初から自分の非を認めることはできませんでした。
相手を許すといった心の葛藤
会社を辞めてから、彼に対する恨みつらみが高まりました。
例えば、「アイツさえいなければ会社を辞めずに済んだ」とか「ストレスで疲弊して自滅すればいいんだ」といったことを暇さえあれば常に思っていました。
こんなこと独りで考えていたら、当然モチベーションも高まりません。
そんな状況の中、メンターと出会い歪んだ心を正してくれました。
かなり心の葛藤はありましたが、彼を許すことができました。
私のマインドが変わった理由をシェアしていきます。
負の波動をすてる
負の波動とは、ネガティブな感情を無意識に発していることです。
ネットに特定の人物に対して誹謗中傷をしてストレスを発散したりといった負の波動を発したまま行動していると、必ず回りまわって自分に返ってきます。
これは断言します。
それは、恨み・妬み・嫉妬といった感情を引き寄せてしまうからです。
自ら引き寄せて首を絞めるようでは本末転倒です。
全ての原因は自分にあるので、負の波動を断ち切る決意をしました。
波動を高めることによって、幸運を引き寄せた方が明らかに自分にためにもなります。
過去を捨て去る
過去の出来事は妄想に過ぎない。
このことを理解してから、彼に対する感情が変わりました。
自分一人がいつまでも、変えることができない過去を引きずっていたことに、無駄な時間を使っていたと気付いたんですよね。
そこで、今に生きることに集中しようと思ったのです。
自分の人生に向き合うと、余計なことが気にならなくなります。
そうしますと不思議なことに、心に余裕が持てるようになり許すことができました。
「周りを幸せにしたい」というマインドを持つ
そうはいっても、いざ自分で取り組もうとなると、難しいですよね。
現状を変えたくても変えられない、変えたくないのに変わらねばならない。
何も出来ない自分にいつも苛立っていましたのでよくわかります。
人が楽しそうにしている姿をみるたびに自分だけ除け者にされたような疎外感を持っていました。
だから、苦しい。
自分を受け入れずに現状のままでいても、何もいいことはないです。
まず幸せになりたければ、周りを幸せにするといった気持ちを持つこと。
それは決して難しいことではないです。
例えば、公共の図書館やショッピングセンターのフードコートで「座ったイスをもとの位置に戻して席を離れよう」とか「係の人も大変だから、自分も見えるゴミは拾ってあげよう」といった「気遣い」は優しさに繋がります。
人が喜ぶこと、助けになることをしているとあなたに対する見る目も変わり、明るい未来を引き寄せることができます。
まとめ
『全ての原因は自分にある』ことについて私の体験を通じて紹介しました。
全ての原因は自分にあって、相手を許すってことは頭ではわかっていてもなかなか難しいですよね。
私の場合、職場の上司の価値観を素直に受け入れることができずに、ギクシャクして険悪になり起きた問題でした。
人それぞれ価値観が違っていることは当然であり、その価値観を受け入れて歩み寄り、話し合う機会を作るべきでした。
私が師事している人たちは、総じて皆器が大きいです。
余程のことがない限り、怒るということはなく、すべて受け入れるという度量があります。
マインドが整っている人たちの環境に、自ら身を置くことが大事たと痛感しています。
あなたも私のように、過去のトラウマに悩んでいるのであれば、『全ての原因は自分にある』ということを受け入れてください。
でも『全ての原因は自分にある』ことをただ、思っているだけではダメです。
いくら表面ではいい人を取り繕っていても、中身が変わっていなければ必ずボロが出てしまいます。
長年培われてきた価値観を変えるのは容易ではないからです。
それを担ってくれるのが、マインドセットです。
生きづらさの原因である「自己肯定感」を根本的に変えることができて、自分に自信が持てるようになりました。
自分を受け入れることを拒んでいると、一生人間関係で苦しみストレスを抱えた人生になってしまいます。
あなたはそれでもいいんですか?
もちろん違いますよね。
せっかく生まれてきたのですから、あなたにも幸せになってもらいたいです。