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ファンタビとハリポタでのダンブルドアとグリンデルバルドの関係性は?キーアイテムはニワトコの杖!

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『ファンタビ』は『ハリポタ』と世界観は同じという知識はあるけど、具体的にどうつながっているのか。

まだ、『ファンタビ』を観ていない場合、この部分があやふやで、モヤモヤしている人も多いはず。

結論からいいますと、『ハリーポッターと死の秘宝』を観ていないと、???となります。

『ファンタビ』は、『死の秘宝』によって翻弄されるグリンデルバルドとダンブルドアの伏線を解明する作品でもあるからです。

そこで、『ファンタビ』と『ハリポタ』とのつながりや関係について解説していきます。

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ダンブルドアはハリーポッターシリーズの校長先生


ハリーポッターが通うホグワーツ魔法学校の校長先生です。

本名は、アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドアといいます。

ちょっと長いですね(笑)

瞳の色はブルー。

半月型の眼鏡をかけていて、白髪の長い髪に髭をたくわえている。
守護霊は不死鳥になります。

ホグワーツ魔法学校創立以来の天才といわれ、最も強い魔法使いです。

また、ハリーポッターの宿敵・ヴォルデモートが唯一恐れている人物でもあります。

グリンデルバルドとは?

グリンデルバルドは『ハリポタ』の第7作目『死の秘宝Part1』にて登場。

登場シーンは少ないけど、ダンブルドアとは、かつて友人であったことが語られています。

『ハリポタ』シリーズでは、ヴォルデモートが闇の魔法使いとして最強と恐れられてきましたが、彼が現れるまで最強といわれてきた闇の魔法使いです。

マグルを嫌い、魔法使いが世界を支配するべきと考えている理想主義者。

若い時は指折りのイケメンで、そんなグリンデルバルドにダンブルドアは恋心を抱いていました。

『ファンタビ』では、ジョニー・デップが演じます。

『魔法使いの旅』では、登場場面が少ないにも関わらず、さすが曲者俳優だけあって、圧倒的な存在感を見せつけた。

グリンデルバルドは、『ハリポター』シリーズの中では、ほとんど重要視されていなかっただけに、今後の『ファンタビ』でいかに焦点を当てていくのかが見所ですね。

ダンブルドアとグリンデルバルドの関係性とは?

結論から先に言いますと、ダンブルドアとグリンデルバルドは、かつてとても気心が知れた関係でした。

映画『ハリーポッターと死の秘宝』においては、2人の関係はサラッと流す程度だったので、原作からの内容になります。

まずはじめに、ダンブルドアの家族について解説をします。

こちらが相関図になります。

ダンブルドアの妹・アリアナはある日、庭で魔法を使っているところをマグルの少年たちに見られたことによって、からかわれて乱暴を受けました。

それが原因で、アリアナはうつ状態に陥って引きこもってしまいます。

ダンブルドアの父親は、マグルの少年たちに仕返しをしてケガを負わせてしまい、アズカバンに収容されてしまいます。

父親はアリアナがマグルによって襲われた事は頑としてしゃべらなかった。

それは、アリアナがうつ状態だとわかれば隔離施設に移される可能性があるからです。

その後、ダンブルドアはホグワーツに入学し、「学校始まって以来の秀才」と持てはやされ、学生生活を謳歌した。

一方、アリアナは依然として学校に通える状態ではなかった。

弟のアバーフォースはそんなアリアナに対して「妹は病弱だから学校に通えない」と周囲に説明をしていた。

アリアナは、魔法の力を封印したストレスによって、時々発作を起こすことがあった。

そんな中、グリンデルバルドがダンブルドアの住むゴドリックの谷にやってきます。

学校を退学になったグリンデルバルドは叔母のバチルダの家に遊びにきていました。

バチルダは、グリンデルバルにダンブルドアドアを紹介すると2人は意気投合してすぐに友人となった。

ダンブルドアは自分と同じ考えを共有できる友人と出会えて喜んだ。

2人は強さを求めようと『死を制する者』になるために『死の秘宝』を集めることに興味を持ち、ダンブルドアは次第にアリアナの世話を疎かにしてしまう。

そんな状況を見かねて、アバーフォースはダンブルドアに「死の秘宝を探す旅に妹を連れて行くな」と口論になります。

すると、グリンデルバルドは「兄の邪魔している」と怒ってアバーフォースに呪いをかけた。

そこで、アバーフォースがやり返そうとしたところ、ダンブルドアが2人を制止して、三つ巴の呪文合戦が始まった。

しかし、そんな争いを目のあたりにしたアリアナはまた、発作を起こしてしまう。

運悪く3人の呪文のいずれかが、アリアナに当たって亡くなってしまいます。

グリンデルバルドは、ダンブルドアのもとから逃げだします。

アリアナの葬式で、アバーフォースは、「妹が死んだのはお前のせいだ!」と言い放ち、2人は絶縁状態となる。

アリアナの死によって2人はそれぞれ別の道に進む

ダンブルドアは、アリアナの死を心から後悔し、自分には『死の秘宝』を集めようとした権力欲があるので、再度同じ過ちを繰り返さないためにも、権力のある職業にはつかないと誓います。

ダンブルドアは、魔法大臣の要請を過去3度にわたって受けますがすべて断っています。

その後、グリンデルバルドは1人で『死の秘宝』を探し、杖作りのグレゴロビッチの仕事場に侵入しニワトコの杖を手に入れます。

グリンデルバルドは、ヨーロッパを中心に暗躍しだすが、ダンブルドアのいるイギリスだけは、手を出さずにいた。

それは、ダンブルドアを恐れていたからです。

グリンデルバルドは悪行を繰り返し、唯一対抗できるダンブルドアに捕まえてほしいという要請を受けます。

最初、ダンブルドアは引き受けることについて躊躇していた。

どっちが強いかがハッキリと分かるのが怖かったことと、アリアナを殺した呪文の真実をわかるのが怖かったからです。

しかし、グリンデルバルドをこのまま放置しておくにはいかないと決断し、1945年ダンブルドアはグリンデルバルドと対決し、勝利します。

ダンブルドアはグリンデルバルドからニワトコの杖を取り上げ、ヌルメンガードに収容します。

のちに『ハリーポッターと死の秘宝』において、ヌルメンガードにニワトコの杖のありかを聞きにヴォルトモートがやってきます。

そして、ダンブルドアの墓からニワトコの杖を発掘し、ヴォルトモートがニワトコの杖を手にし、最後ハリーと戦うという流れです。

キーアイテム、ニワトコの杖とは?


『ニワトコの杖』は、簡単にいってしまうと『ハリポタ』と『ファンタビ』の世界における最強の杖。

要はこの杖を持っていると、無双状態となる恐ろしい杖ということです。

この『ニワトコの杖』は、『死の秘宝』のひとつになります。

『死の秘宝』に関しては、『ハリーポッターと死の秘宝Part1』において、ハーマイオニーがダンブルドアから貰った「吟遊詩人ビードルの物語」の中で書かれている「三人兄弟の物語」をハリーたちに教えている場面で紹介されます。

この「三人兄弟の物語」によると、アンチオク、カドマス、イグノタスという魔法使いの三人兄弟が旅をしています。

旅の途中で、兄弟たちの前に、多くの人が命を落とすと恐れられる危険な川に差し掛かかる。しかし、兄弟たちは魔法を使い、その危険な川に橋をかけて、無事に渡ることができます。

すると兄弟たちの前に『死』が突然現れ、彼らにそれぞれ魔法のアイテムを授けよう言われます。

[box class="yellow_box" title="『死』とは"]死神のような存在です。[/box]

そして、長男のアンチオクには「ニワトコの杖」を次男のカドマスには「蘇りの石」を与えました。

しかし、イグノタスは『死』を受け入れず、『死』とは関わらずに川を渡りたいと伝えたところ、『死』は自分のマントをイグノタスに与える。

それが「透明マント」になります。

この時、アンチオクが誰にも負けない最強の杖が欲しいという願いから『ニワトコの杖』を手に入れた。

これが、『ニワトコの杖』にまつわる由来となります。

その後、アンチオクは酒に酔って、寝ている間に何者かによって殺害され、ニワトコの杖を奪われてしまいます。

そして、『ニワトコの杖』は、権力志向のあるものに次々と手に渡り、最終的にはハリーが杖を折ることによって処分されます。
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まとめ

『ファンタビ』は、ダンブルドアがグリンデルバルドと出会い、彼の思想が凶悪であることにに気づき、決別した後の話です。

グリンデルバルドはニワトコの杖を手に入れ、本格的に闇の魔法使いとして猛威を振るい、ついにアメリカにも現れた、というのが前回『魔法使いの旅』の設定です。

J・Kローリングによれば、ダンブルドアとグリンデルバルドとの決闘までをシリーズの中で描くと言っています。

ラストの結末がすてにわかっていて、伏線を掘り下げていく手法は『スターウォーズ』と似ています。

今後は、この2人の対立が軸となって、サイドストーリーを挟みながら、展開していくと予想します。

ちなみに、3作目以降の予定は以下になります。

『ファンタスティック・ビースト3』2020年公開予定
『ファンタスティック・ビースト4』2022年公開予定
『ファンタスティック・ビースト5』2024年公開予定

完結までだいぶ先になりますが、気長に待ちたいですね。

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