英語

苦手なリスニングのコツ教えます!!

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リスニングは英会話の最大の難点です。

英語を勉強しているのに「いつまでたっても字幕なしで洋画が楽しめない」、なんてことはよくあります。

どうすればリスニング能力が向上するのでしょうか?

私の実体験をもとに紹介していきます。

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4W1H(5W1H)

英語だけでなく、日本語でのコミュニケーションでも、読解でも作文でも同じです。

4W1Hとは、Who「誰が」, What「何を」,When「いつ」, Where「どこで」と、1HHow「どのように」)のことです。

リスニングでもこれらの5つのポイントを注意して聞き取ることは基本です。

私が通訳する際にもこれらを聞き取ることに集中します。

5W1Hには、これにWhy「何ゆえに」が加わりますが、これは追加的・補足的な情報としてプラスアルファで聞き取れれば良いと考えましょう。

多くの会話表現では、「誰が」「何を」するまでは、表されます。

「誰が」、つまり主語が省かれる場合もあります。

この場合は、命令文ではYouが省かれますし、口語では I「私」が省かれることもあります。

後者の例としては、Got it!「了解!」をよく耳にします。

状況によりますが、一般的な話として、まずはこの2Wを聞き取りたいです。

例えば、

「私は米を食べる。」

これだけでも文章としては成り立つからです。

それから、その他の2Wと1Hについても加えて文章に情報を足しましょうか。

「私は(Who)朝は(When)自宅で(Where)米を(What)納豆とともに(How)食べる。」

これでどうでしょう。なんとなく、朝食の習慣について話している状況がイメージできますね。

医者に食生活について聞かれているのかもしれません。

状況によって優先順位は変わる

引き続き同じ例文を使います。医者に食生活について尋ねられ、答えるのであれば、

「私は(Who)」は、重要な情報ではありませんね。ここには集中しなくてもいいです。

「朝は(When)」これはどうでしょう。

食生活に関する答えなので、重要となり得ます。

「自宅で(Where)」これはどうでしょう。

オフィスではなく自宅で食べているということが重要な情報となり得るかもしれません。

「納豆とともに(How)」これは食物そのものですので重要な情報ですね。

試験のリスニングで、この文章の後に、「彼はどこで朝食を食べますか。」という質問が続くかもしれませんし、該当する文章を選ぶ問題で「彼は朝食は米と漬物を食べる。」という選択肢があったりします。

このように、質問の意図によって何が重要となるかは異なってきますし、試験のリスニングの場合は、後で質問が続きますので、聞き取ると同時にポイントをおさえて頭の中に整理しておくことが大切です。

リスニング能力は自分の話せる速度に比例する

聞き取れないのがスピードの問題であるならば、自分が話せる速度を上げるように努めてみましょう。

早口でコミュニケーションをとるためではなく、リスニング能力を上げるためです。

私の経験上、同じ英文を繰り返し口に出して練習し、速度を上げて言えるようになれば、その文章を早口で言われても聞き取れます。

語彙や文法の理解を含めた総合的な理解を深める

リスニング能力の向上には語彙や文法の理解を含め、総合的な英語能力の向上が必要です。せっかく聞き取れても、その英語が意味するものが分からなければ理解できません。

次の例を見てましょう。

A Do you want to go for a bite? 

B Oh, I’ve eaten a pizza now.

Aの文章です。「軽く食べに行かない?」という意味です。これを解説すると、まず、go for~で、「~しに行く」という慣用表現があります。

次に、a biteは、「ひとかじり」という意味で、これが転じて「軽く食べる」という意味です。これらは難しい単語ではありませんが、聞き取れても、理解するには慣用表現の知識が必要です。

次にBの文章です。「ああ、今ピザを食べたところなんだ。」eatの活用は不規則で、過去分詞はeatenとなります。

発音も含めて、このことを把握しいないと聞き取れません。

また、この文章は、現在完了形であるため、「食べてしまった、その結果今はお腹がすいていない。」という意味を示しています。

このため、リスニングの試験で、該当する文章を選ぶ問題が続く場合、「彼らはピザを食べに行くことにした。」というのは間違いになります。

まとめ

試験や通訳の場合は、メモをとることができます。

メモの取り方はひとそれぞれなのですが、私のオススメは、まず文章全体の意味の把握に集中することです。

そして情報を頭の中に整理します。

この時にメモを取るという作業を加えると、リスニングとメモとに注意が拡散されてしまうので、メモは最小限にします。

それでは、メモはどのようなときにとればいいのかと言うと、固有名詞や、具体的な数字です。

これらは、把握というより記憶の要素が強いためです。

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